政権浮揚狙う首相=麻生氏、共倒れリスクも
8月1日11時41分配信 時事通信
支持率低迷が続く福田康夫首相の起死回生策は、自民党幹事長に麻生太郎氏を起用することだった。首相は次期衆院選をにらみ、国民的な人気が高い麻生氏をテコに政権浮揚を図ろうともくろむ。一方、麻生氏にとって幹事長就任は「ポスト福田」の足掛かりとなる可能性があるが、衆院選で敗北すれば「共倒れ」になるリスクもあり、大きな賭けとなる。 7月下旬から長野県軽井沢町などで静養していた麻生氏は1日朝、新幹線で東京駅に戻った。駅構内で待ち構えた記者団が「幹事長を受けるのか」などと質問を浴びせたが、終始無言だった。 麻生派内では、幹事長就任への賛否が交錯している。ある中堅議員は「要請を断って最大派閥の町村派を敵に回せば、首相への道が遠のく」と指摘。麻生氏周辺では、首相が立ち行かなくなった場合の「禅譲」を期待する思惑もあるようだ。 |

