医療機器の安全使用で組織的取り組みを―日看協
日本看護協会(久常節子会長)は、採血用穿刺(せんし)器具の“使い回し”問題を受けて、医療機器や材料の「的確な情報の周知」と「安全体制の整備・改善」を図るためには組織的な取り組みが必要だとする緊急安全情報を公開した。その中で同協会は、使用する医療機器・材料の添付文書の内容を把握することは看護職にとって必須事項だと指摘している。
安全情報では、添付文書の内容の把握について、各医療スタッフの判断に委ねている医療機関が7割に達するとの厚生科学研究による報告に触れた上で、業務を安全に実施するには、添付文書や通知の内容を、関係職員に周知する方法を組織として明確にすることが必要だと強調している。
また、組織外から得た情報については、受理者が内容を解釈し、適切な部署や委員会で対応を依頼するよう求めた。その上で、各部署による対応状況を評価する必要性を強調。さらに、医療安全管理者などが中心になって、施設としての体制を整備する必要があるとしている。
更新:2008/08


