「合宿」再開決定−問われる厚労行政の在り方
神奈川県湯河原町での「合宿」開催が急きょ中止となった厚生労働省の検討会について、厚労省は8月22日、東京都中央区の国立がんセンター中央病院で23、24両日に開催すると発表した。舛添要一厚労相によって6月にまとめられた「安心と希望の医療確保ビジョン」を具体化するため、予算案についての議論を予定していた「合宿」が、ドタバタ劇を見せた。その裏側にはさまざまな思惑があるとの指摘もあるが、現場の医師でもある委員や、厚労省の職員が「合宿」をめぐって右往左往しているように見受けられた。今の厚生労働行政では、医療について落ち着いて議論する場を設けることすら難しくなっているのだろうか。(熊田梨恵)


