「あまりにひどい」 汚染米の恐怖、高齢者らに 憤る施設関係者
記事:共同通信社
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食の安全に最も気を使う施設にまで“汚染”は広がっていたのか。「三笠フーズ」が転売した汚染米が、近畿2府4県の病院や高齢者施設で赤飯や炊き込みご飯となり、患者やお年寄り、職員らが口にしていた恐れのあることが11日判明した。「あまりにひどい」「国は何をしていたのか」。関係者は憤りをあらわにした。
和歌山県那智勝浦町の介護老人保健施設「ルピナス」は6-9月、もち米計4キロを赤飯などにしていた。吉田完司(よしだ・かんじ)管理課長(39)は「健康被害がないか確認している」と心配そうに話した。
京都市北区の養護老人ホーム「船岡寮」。月1回の誕生会で振る舞った赤飯が事故米で作ったものだった。運営する社会福祉法人の事務局長は「業者が一番悪いが、国の検査態勢もずさんだ」と批判した。
約1200人が利用する職員食堂で、人気メニュー「あさりのおこわ風炊き込みご飯」などに使われていたのは大阪市住吉区の大阪府立急性期・総合医療センター。福岡康夫(ふくおか・やすお)マネージャーは「職員にどう連絡すればいいのか...」と困惑した様子だった。
問題のコメを各施設に納入していた京都市中京区の日清医療食品近畿支店では、社員が顧客からの電話対応に追われた。男性社員は「おわびと信頼回復に努めたい」と話し、すぐに室内に姿を消した。

