民主党の小沢一郎幹事長は党本部で3月3日、今夏の参院選挙における党の第一次公認:選挙区47人、比例区40人の合計87人を発表した。話題を集めていたスポーツ選手、女優、タレント著名人らが公認されたマスコミを賑わした。
そうした中、4日には、日歯連盟幹部は、西村候補を連れ、日本歯科技工士会を訪ね、正式に今夏の参議院選挙にあたって、西村候補の支援を要請したとされている。中西茂昭・日歯連盟会長も3日には、「日歯から正式な要請があれば、要請にそって全力で尽くしたいと思っています。今月の日技連盟評議員会でもその旨を会員に説明して正式に結論を得たい」と話していたが、その一方で、「今まで自民党を支援、公認で参院選挙を戦った人間として、複雑な気持ちであることは間違いないですが、組織としての日技は、以前から基本的スタンスとして政権政党を支援するということになっており、問題があるということではありません」と強調した。
今回に至る経緯には、水面下での激しいやりとり、駆け引きがあったことも事実であり、シコリが残らないか懸念する声もある。今回の選挙については、「日歯連盟の推薦候補者の選挙ではないため、日歯連盟というより同窓会レベルによる選挙戦術の様相の面もある」との指摘もあり、複雑な選挙戦略・戦術を強いられることも間違いないようだ。
なお、先月26日、日本歯科技工士会、日本歯科衛生士会、日本臨床検査技師会、日本臨床工学技士会、日本視能訓練士協会、日本放射線技師会、日本作業療法士協会の7団体の代表が、小沢・民主党幹事長と会談しており、中西日技会長は「各業界が抱えている問題解決に向けてそれぞれ陳情をしたが、その際、向こうからは、参議院選挙への応援を依頼してきた」と一部を明らかにした。また、民主党関係者によれば、各団体代表は、今夏の参議院議員選挙においては、民主党を支援していく方針に決めたことを伝え、小沢幹事長も「一緒に協力していきたい」旨の話をしたとされていた。

